「平和憲法９条をまもる盛岡北部の会」結成３周年記念のつどい

   ６月１４日（土）盛岡市上田公民館大ホールで「平和憲法９条を守る盛岡北部の会」３周年記念のつどいを開催しました。当日は１００人ほどの方が会場に詰めかけました。

　オープニングは、シンガーソングライターの田口友善さんのうたで始まりました。田口さんは、憲法９条にちなみビートルズのイマジンを熱唱。会場がひとつになって盛り上がりました。

　記念講演は、医療生協副理事長・川久保病院長の尾形文智先生が「日本国憲法と医療」というテーマでパワーポイントを使っての講演でした。

　最悪の後期高齢者医療制度の真のねらいや社会保障制度が大幅に後退している実態について諸外国との比較で丁寧に説明しました。格差が拡がり健康もいのちも金次第という事態がすすんでいるが憲法とは相容れないとの力強いお話でした。

「つどい」の後、定期総会に切り換え今後の活動方針、世話人の再選が行われました。

　全国各地で７０００を越えるこのような「９条を守る会」が粘り強く草の根の運動を拡げ、今では「憲法を変えたい」という人より「現行憲法を守れ」という意思表示をしている人の方が多いという結果になっています。

　戦争をしないと世界に約束した国が、戦争をする国アメリカに言われるままに戦争に協力することなどあってはならないことです。