08年度の党市議団の行政視察で7月15日~17日まで富山市・高山市を視察しました。
今回のテーマは①富山型デーサービス②富山市中央卸売市場③富山のライトレール④高山市の観光行政とまちなみ保存です。くわしくは庄子春治市議のブログで紹介されていますのでご覧いただければと思います。
富山ライトレールは、新型路面電車システム(LRT)として交通弱者や環境にやさしい公共交通機関として全国初の試みとして注目されていますが、低床車両やバリアフリー、高頻度運行(通勤・退勤時は10分おき、その他は15分おきの運行)など住民の足として定着しています。
さっそく試乗してみましたが、真っ白な車体にアクセントカラーが映えるしゃれた低車両が印象的で、ゆれや振動音も気にならず乗り心地も最高です。
何よりも65歳以上の方には乗車料金を半額の100円に押さえており、交通弱者や高齢者の社会参加や通院などに利用されていることを実感しました。
盛岡市も郊外に住む方からは、高齢化もすすむなかで公共交通の拡充を求める声が高まっています。市は環境にもやさしいバスの利用を呼びかけているものの、まばらな運行と郊外ほど高額になる料金設定で、掛け声ほどには利用が進んでいません。
今回の視察は、盛岡市でもIGR山田線の利用拡充などLRTを走らせようと市民運動が展開されていることは強みですが、当面バスの利用について真剣に考えなければと思ったことです。
(写真上から富山ライトレール前、 高山市の保存住宅、富山型ディサービスふるさとのあかり所長との懇談)
コメント