今年は、娘夫婦と昨年11月に生まれた孫と私たち夫婦でほのぼのとした穏やかな正月となりました。
新しいいのちは、何よりも未来に希望がわく存在ですが、未来にしっかりと引き継ぐ平和な世の中にと思うことしきりでした。
昨年暮からこの正月にかけて、体力がある大企業がわれ先に雇い止めや派遣切りなどを行い、寒空に放り出された人たちへの対応が問われていました。
あきらかに政治災害としかいいようのないこの事態に(政府は全くの傍観者的な対応)、多くの人々が立ち上がり「派遣村」を立ち上げ、暖かい連帯で支援をつづけるということにどんなに励まされたことでしょう。
貧困と格差が広がり勝ち組負け組と分断されてきた中で、連帯し困難に立ち向かうという行動に、大いなる希望をもったのは私でけではないと思います。
09年が、人が人らしく生きられる年にと決意新たにしています。
(写真:八幡平市大坊付近にある牧草地の中の一本桜・背景は岩手山)
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