3月8日、八幡平市総合運動公園体育館を会場に開催された「百姓一揆in八幡平市」参加しました。
平成の百姓一揆ということで八幡平市長が呼びかけた集会でしたが、約1100名にのぼる農民、労働者、消費者が集いました。
私は、12時からの「デモ行進」から参加しました。トラクターにむしろ旗をくくりつけ、そのあとに参加者がそれぞれにむしろ旗をもち、市役所から会場までの約30分ほどの行程を行進しました。
農家の方にとってははじめてのシュプレヒコールだったのではないでしょうか。「日本の農業をまもれ」「生産コストを抑えるのは限界だー」「百姓をつぶすなー」などの掛け声も、最初は遠慮ちだったのが、だんだん「麻生内閣はやめろー」など大胆になり、がまんも限界という農家の本音がでた行進になりました。
体育館では、 岩手大学農学部木村信男教授をコーディネーターに各政党の国会議員に聞くという討論会です。日本共産党からは高橋千鶴子衆院議員が出席しました。
①日本農業の現状と将来のあるべき姿について、②水田農業と米価、農産物価格、③自給率と自由化について、④担い手問題、⑤企業の農業参入などについて各議員が政策を述べたあと、会場からの意見をつのり進められました。
各政党の農業政策は、日本農業の厳しさや自給率の向上などを訴え、農家の所得保障にも言及したものの、農家が農業所得で生活できる状態に程遠い現実をどのように解決するのかが問われています。
国の基幹産業である農業を市場経済にゆだねた結果が、今日の農業の疲弊です。誰がそうしたのか?政権与党に怒りが あふれる集会になりました。
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