党市議団は、21・22日の2日間の両日、今年度の予算要望について、現在の措置状況を各担当部・課からそれぞれ報告を受け懇談しました。
この懇談の中で、もっとも驚きかつ嬉しかったのは、この9月に盛岡市が平和市長会議に加盟したということです。
平和市長会議とは、1982年、当時の荒木武広島市長が核兵器廃絶をめざし、世界各国の都市に呼びかけたもので、4年に1回の総会を開催しています。
今年は8月7日から10日まで長崎市で開催されました。
現在、143カ国2940都市と国内では302自治体が加盟し、2020年までに核兵器廃絶をめざしています。(東北では秋田市、山形市、平泉町、二戸市が加盟)
オバマ米大統領がプラハの演説で、核保有国として初めて「核兵器のない平和な世界の実現」を訴えた演説は、世界中に驚きと期待を巻き起こし、その後の世界の情勢は、核兵器廃絶が大きな流れになりました。
私は、6月議会でオバマ大統領の演説を歓迎・評価した日本共産党の志位和夫委員長の書簡を紹介し、アメリカ政府から公式の返書が来たことを紹介しましたが、このたびの盛岡市の対応に心から拍手を送りたい気分です。
引き続き「非核平和都市宣言」をした自治体として積極的な行動を期待したいと思います。
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