11日、松園地区後援会が企画した秋田県小坂町康楽館の芝居見学に参加し、思いがけず楽しい一日を過ごしました。
康楽館は、明治43年建築で日本最古の芝居小屋として国重要文化財の指定を受けています。和様折衷のモダンな建造物はとても魅力的で、その芝居小屋で演じられる大衆演劇は古き良き時代の風情を醸しだすものでした。
そして、日本最古の芝居小屋について説明する若 い従業員たちは、どこか誇りに満ちていました。
お芝居をみたあと見学した小坂鉱山事務所は明治38年建設で、明治から大正にかけて鉱産額日本一を誇った小坂鉱山のシンボル的な建物としてルネッサンス風の外観意匠で目を見張るばかりの眩しさでした。
鉱山事務所は、全盛期の鉱山だからこそ可能であったとはいえ、当時としては科学・技術の粋を集めた建造物で見応えがあり、時間を忘れて資料に見入るほどの内容でした。
(写真は芝居小屋の説明を熱心に聞く参加者)
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