13~14日は、女性農業委員ポラーノの会総会と研修会に参加しました。
特に、今年は7月にいっせい農業委員選挙があり女性の農業委員をどうしたら増やすことができるのかが大きなテーマでした。
分科会に分かれて熱心な話し合いが行われましたが、多くの方が、議会の推薦枠で選ばれた方で公選の方は少ないのが実態です。
女性農業委員は男性と比べて苦労も多いのではと思いましたが、食材の加工技術を駆使しての商品開発や学校給食への食材の供給など女性ならではの確かな実績もつんでおり、そのバイタリティーに驚かされました。
しかし、まだ経験の浅い推薦枠で選任された方はとまどいや悩みも多く、次は辞退したいという方も多かったのです。
どちらかといえば農村は、男性社会で嫁としての立場が強調されがちですが、その中で農業委員を自らの生きがいとして位置づけ、農業経営にもしっかりと意見を述べ、自立した女性にと期待が膨らみました。
佐々木正勝農業会議会長は、あいさつで今年は、農地法制定60周年、7月は第21回いっせい農業委員選挙、ポラーノの会10周年という記念すべき年であること。
TPP問題では、我が国の農業への壊滅的な影響や農業のみならず地域経済への影響など国のあり方そのものが問われる重大な問題であると話されました。
(写真:ホテルから見えるあさやけの岩手山、手前の五所湖はすっかり氷ついています)
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