24日、市議団は、市広域消防組合消防本部にでかけ、大震災時の消防活動状況についてお話を伺いました。
盛岡広域での被災状況はそれほど大きな被害はなかったのですが、沿岸部では亡くなられた消防職員が7名、消防団員が75名、行方不明者は消防職員が1名、消防団員が40名に及ぶものでした。
特に、宮古市田老地区では最初の報道が3mの津波という情報だったために、防潮堤を閉じる作業に出かけ、そのまま波にのまれ犠牲になったということです。
まさに、市民の命と財産を守るために命がけの任務についておられる職員・分団員のみなさんに感謝と同時に犠牲になられた皆さんのご冥福をお祈り申し上げます。
また、消防職員は、非番の日にはボランティアとして宮古市や釜石市、野田村などの被災地に日帰りで応援するなど精力的な活動を展開していました。
現在、行革路線のもとにこれらの職員配置が定数を割る実態にあります。また、命がけで頑がんばっている分団員の出動手当なども実態に見合わないものになっています。
これらについては、ハード・ソフト面で見直しを検討中とのことですが、対応が急がれています。
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