県内では、JA、農業会議、岩手建設業協会、医師会、消費者団体、労働組合、革新懇など49団体が参加する、いわゆるオール岩手の岩手県民会議がTPP参加はやめよと大きな阻止運動が展開されています。
谷藤市長に対して「明確に反対を表明し具体的な行動をとっていただきたい」と心からの訴えをしましたが、残念ながら消極的な態度に終始しました。
市長は、「マイナス面とプラス面の様々な試算や意見、疑問がある中で国の説明や農業分野の国内対策が不十分だ。国対して各国都の交渉や国益、地方への影響などの具体的な説明を求めながら状況を把握し、今後の対応を考えたい」と答えました。
11月11日開催の農業委員大会では、陸前高田市の農業委員さんが「農地も資材も流され、家族さえも失う中でようやく復興に立ち上がろうとしている矢先にこんな仕打ちがあるのか」と涙ながらの訴えでした。市長にはこれらの声に真摯に応えてほしかったと思いました。