2、「子どものための手当]制度」への変更で400人余りが影響
鈴木議員は、子育て世代の貧困化が深刻さを増している中「子ども手当」が今年の6月から「子どものための手当」に名称が変更され、大幅減額と所得制限が導入されたことによる影響について質しました。
また、保育所待機児童が、今年の1月1日現在、0才児137人、1才児58人を含む233人に上っています。 鈴木議員は、未満児保育の定員不足への対策と待機児童の解消について質しました。
扇田保健福祉部長は、「子どものための手当」移行による影響について、3才未満児で年間12万円、3歳以上児で年間6万円の減額になる。受給資格者の2%、400人余が影響を受けると答えました。
待機児童は、23年度に209名の定員増を図ったが、うち未満児定員は6割の129名となった。24年度も99名の定員増を予定しているが、新規申し込の全ての児童の入所には応えられないと無責任な答弁でした。
3、学校給食用食材の放射性物質測定器の増設を
1月補正予算で購入が決まった測定器は、4月から市内33調理場を週1回の頻度で1日7検体、年間1000検体を測定予定です。
しかし、市内学校給食の年間食数は312万食で、この程度の検査では不十分です。鈴木議員は、玉山区・都南地区学校給食センターに各1台、保育所・幼稚園にも対応できるよう台数の増設を求めました。
千葉教育長は、当面は1台の測定器で対応する。保育所等には希望者には対応すると答えました。
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