浅岸小学校校舎が、一昨年行った耐震診断の結果「大規模な地震で倒壊する危険が高い」と判定されことから、昨年6月から体育館で授業を受けています。
教育・福祉常任員として、非常に危険との耐震診断の結果だったということは報告を受けていましたが、体育館での授業が行われていたことは知らされていませんでした。
早速(2月6日)、庄子市議団長と浅岸小学校を訪問・視察し、校長先生からお話を伺ってきました。
浅岸小学校は児童数5名の複式学級校で、来春は山岸小学校と統合され廃止予定です。
校舎は、昭和43年築の木造校舎で築約45年経過していますが、学校は126年の歴史を刻み地元の方々も複雑なおもいのことと思います。
授業は、体育館をベニヤで仕切っただけの部屋をビニールで覆い、入り口はビニールのカーテンで仕切られていました。
ストーブはもちろんの事、床からの寒気を防ぐためにビニールの畳を敷いたり、室内用のブーツを使用したり、寒さと換気対策には配慮したというものの、対策があまりにも貧困で言葉もありませんでした。
あと1年間この状態でしのげるのかと疑問が拡がると同時に、早急に改善索が求められる状況でもあります。
(写真上:卓球台で仕切った部屋の入り口 中:校長先生から説明を受ける 中:体育館の中を仕切った部屋 下:支給された防寒用ブーツ)
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