浅岸小学校校舎は、昭和42年建築で先の第二次耐震診断では危険で使えないとの結果でした。現在5名の児童が通学し、25年度で閉校予定の学校です。
市教委は、緊急措置として体育館をベニヤで間仕切りし回りをビニールで囲っただけの「部屋」で授業を再開させています。
私は、寒風が入り込み教室とは程遠い環境であること。閉校をこの施設で迎えたいという切実な願いに真摯に応えてほしいとの思いから、せめてプレハブ校舎による対応はできないのか、この先1年間、現状でがまんせよと言える状態ではないと改善を強く求めました。
千葉教育長は「保護者や地元の方が体育館での授業を希望したからこれを尊重した」などと責任が保護者側にあるかのような耳を疑うばかりの答弁でした。
プレハブ校舎は6千万円もかかり経費的には困難と言いましたが、5人の子どもに家が3軒も建つほどの経費がかかるのか。最初からできない理由を並べ立て教育者として心が痛まないのかと教育長に質しました。
子どもの立場に立ち、どうしたら可能なのかを考えるのが市教委の役割ではないのかと重ねて質しましたが、現状を維持して改善できる所は改善したいとの答弁に終始しました。
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