2月22日から始まった3月定例議会は、3月8日でようやく議案質疑が終わりました。
私の一般質問は3月6日でした。
質問項目は、自然エネルギーの利活用促進、公共施設の長寿命化、農業施策(人・農地プラン)、いじめ・体罰問題を取り上げました。
自然エネルギーの利活用促進では、事業が地域経済振興につながる取り組みになることを強く求めました。全国各地で固定価格買い取り制度(24年度/1kw42円)を活用した取り組みが進んでいますが、その多くが資金力のある大手企業によるものです。
盛岡市は、市が率先して公共施設に太陽光発電システムを設置することやユートランド姫神を自然エネルギー活用モデル地区として、メガソーラー設置、木質バイオマスの活用など取り組んでいますが、紫波町の地域経済循環型の実践を紹介しながら市の対応を質しました。
市域の7割を占める森林を林業振興につながる木質バイオマス利活用を進めた場合の効果については、千葉環境部長は公共施設で使用している重油をチップボイラーに切り替えることで、CO2が20、570tの削減、経費の節減では20、835万円(重油1ℓ90円換算)、地域経済への波及効果が約2億円ほどになると答弁しました。
千葉環境部長は、木質バイオマスの利活用は、森林の維持管理、地球温暖化対策、資源の循環活用などの観点からも積極的な取り組みを進める必要があるとし、大学・企業などと連携を図り進めたいと答えました。
写真:盛岡市復興支援センターに設置の観音像(陸前高田市の津波に流された高田松原の松の木で制作されたものです)
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