盛岡広域圏3市5町のごみを1カ所に集めて焼却処理する「県央ブロックごみ処理広域化基本構想」が27年1月に決定されて以降、現在、建設用地を選考する検討委員会がこれまで7回開催され現在60カ所の候補地を決定しました。
候補地の検討は現在、非公開で進められていますが、突然、市民から候補地情報の募集(9月30日締め切り)を行いました。現クリーンセンターへの施設誘致の声を期待しているとしか思えません。
現クリーンセンター用地は、ごみ処理広域化基本構想では有力な候補地にもなっており、周辺住民は「基本構想」の撤回を求めて住民運動を展開しています。
9月3日、「撤回する会」「盛岡革新懇」「日本共産党市議団」野⑶団体の主催による学習会が開催されました。
講師としてお話ししたのは元衆院議員の岩佐恵美さん です。130名の方が参加しました。
岩佐さんは、「広域・大型ごみ処理施設とごみ問題の基本」と題してお話ししました。国の政策はごみ焼却による発電効率のアップを奨励するなど自らが決めた3R、2Rを軽視する姿勢でごみ減量に逆行していること。ごみ問題の解決は住民と自治体が協力して徹底したごみ減量・資源化をすすめることに尽きると話されました。
施設建設のみが先行するごみ処理広域化計画は、、健康や環境への影響、ランニングコストの増大など計り知れない負担を市民に強いるもので白紙に戻すべきです。
そして、広域化問題は現クリーンセンター周辺だけの問題でなく市民全体の問題として考えてほしいと思います。
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