9月26日の、市議会産業環境常任委員会は大問題となっている大通周辺の路上で行われている強引な客引きや若い女性への風俗営業への勧誘などについて大通商店街協同組合と懇談しました。また、懇談後は商店街を歩いて実態調査を行いました。
懇談では、大通商店街がイオン出店以降(2店舗)飲食店が増え、物販が少なくなり歓楽街化していること。全国チエ-ン点(飲食店)が出店する中で、強引な客引きが横行するなど商店街としても頭を悩ましている実態がこもごも語られました。
大通に出店して11年になるという居酒屋を経営する方からは、今年になってからキャッチが増えており、大通りを往復し、車道の徘徊、歩きたばこで他社店舗前で平気でキャッチしている。止めてほしいといってもアルバイトで雇われている人には言っても無理だ。常連の客がやめろといって殴られたケースもある。盛岡のまちが好きで営業しているがこのままでは経営が難しくなるのではと心配しているという切実な訴えです。
また、路上で若い女性にキャバクラ等の風俗で働くよう、男性がしつこく勧誘する行為(スカウトと呼ばれる)が問題になっています。実際に商店街を歩いてみてスマホを片手に2~3人の若い男性があちこちに立ち物色している様子はとても若い女性一人で歩くのには恐怖を感じるような状態でした。
驚いたことに、スカウトした女性が紹介した店で働いている間は、女性の得た収入の数パーセントをピンハネしているということです。若い男性がこのような仕事に手を染めている現代社会のゆがみを感じずにはおれませんでした。
商店組合の方からは、安心して買い物ができる商店街にするためにも一日も早く法規制できないのかと厳しい声が寄せられました。
市は、県警とも協議し罰則を付与した内容を検討しているとのことですが、仙台市等の先進事例に学ぶなどして対応を急ぐべきです。
(写真:本宮保育園運動会より・棒のぼり競技)
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