4月15日(土)ごみ処理広域化の撤回を求める会、もりおか革新懇、日本共産党市議団の共催によるシンポジウムが開催されました。
当日はどれくらいの方に参加していただけるか心配でしたが、会場いっぱいの160名の方が参加しました。
井上博夫(盛岡市公害防止対策協議会委員長)さんがコーディネーターを務め、盛岡市の菅原環境部長、佐藤信安さん(撤回する会代表)、舘沢みゆきさん(環境問題で母親の立場から)、庄子春治市議団長をパネリストに、それぞれの立場から市が進めるごみ処理広域化についてお話しをいただきました。
菅原部長は、広域化計画と進行状況について、佐藤信安さんからは広域化による課題について報告をいただきました。
舘澤さんは処理施設周辺への環境負荷について具体的な事例として周辺小学校の喘息の罹患率が高くなっている実態についてお話ししました。庄子さんはごみ減量の先進地の取り組みとコストが最も安いとした広域化計画が二重の無駄使いになっていることについて話されました。
ごみ処理の広域化では、現クリーンセンター稼働時に周辺町内会会と交わされた「覚書」の不履行や1極集中しなければ国の交付金が出ないなどとした行政側の理不尽な対応が指摘されてきました。
広域化計画は、知れば知るほど「嘘とごまかし」が日々明らかになっていますが、このたびのシンポジウムでは、更に白日のもとにされたのではないでしょうか。
広域化計画は撤回しかないということが、あらためて参加者の大きな声となったシンポジウムだったと思います。
ご参加いただいたすべての皆さんに感謝申し上げます。
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