県央ブロックごみ処理広域化計画は、ごみ処理施設整備候補地検討委員会が整備地を3か所を3月末日に選定しました。
これら3か所は、5月24日開催される広域化推進協議会(3市5町の首長)に図られ決定される予定です。 但し、この間の選定過程は非公開で市民には一切公表されておりません。
「ごみ処理広域化計画を撤回する会」は、4月15日シンポジウムを開催しましたが、その結果を受けて広域化の構成団体2市5町(盛岡市以外)の首長と懇談し要請書を提出する行動を展開しています。
3月15日は、葛巻町長と岩手町長と懇談し要請書を提出しました。
葛巻町長は、生ごみの分別を3年前から始め、1か月で25%、現在30%減量になっており、リサイクル率はまだ伸ばせるし、いずれごみはゼロに近づけると思っている。
町の焼却施設は、圏内では1番古く、広域化計画は平成40年までは八幡平市で処理し、41年からは盛岡市に運ぶ計画だ。この間、国は延命工事は認めるとして3億円の補助を得て改修したが十分使える。生ごみを入れないから炉の延命ができ経費的にも少なくて済む。ごみは地元で処理するのが本当だ。
国が広域化しないと認めない交付金)としたことから広域化計画が進められている。広域化での負担は人数割り、自治体割もあり何も決まってないのに一部事務組合を先行させていいのかと話されました。
岩手町長は、広域化計画は8市町で話し合い長期計画で取り組んでいる。科学的な検討をして1ヶ所集約にしてきたもので手法として間違っていない。撤退は簡単にはいかない。
設置場所は、盛岡市から提案があったもので意見は出なかったなどと何のも問題もないとする強い姿勢でした。
しかし、懇談する中で、最終処分場や中間施設はまだ決まっておらず、多面的な検討はされていない。いつまでもベストとは限らない。指摘を受けて確認しながら進めていきたい。とかなり計画について疑問視する意見が出されました。
私は、岩手町長との懇談から参加しましたが、首長会議(推進協議会)では、設置する側の盛岡市の実態が具体的に話されていないということや首長側にもかなりの温度差があるということを理解できた良い機会になりました。
今日(17日)は雫石町長と懇談予定です。