7月10日、市議会教育福祉常任委員会が開催され市立病院の経営状況や6月議会で出されたヒブワクチンの制度化を求めた請願について研修しました。
同時に教育委員会より緊急に都南学校給食センターの調理業務の委託化についての報告がありました。
報告は、「民間にできることは民間に委ねる」とした市行財政改革方針に沿い調理業務とボイラー業務の委託化が可能というものでした。今後は学校、保護者の意見を聞いて決定するというものです。
委託化の理由には、すでに玉山学校給食センターが委託されており、安全・安心の給食が行われていることや経費削減が図られているということです。
7月24日までに保護者の意見を集約し、8月下旬をめどに方針を決定するということですが、あまりに唐突に出された委託方針に驚きました。
市教委は、当初、直営・自校方式による旧市内小学校の給食を試行的に委託業者にやらせその結果をみて判断するという方針でした。しかし、試行実施を予定した小学校では保護者から異を唱えられ断念。その後、委託問題を含めて学校給食のあり方を協議する学校給食検討会を立ち上げ検討していたものです。
その結果も出ないうちに今回の方針です。私は、この間の市教委の方針が2・3転し、方針決定までの対応が不明朗で一貫性がないこと。いきなりの方針決定で、保護者にも説明が不十分であることなど意見を述べましたが、対応のまずさと市民無視のやり方に怒り心頭の思いです。
市教委は、現在、パブリックコメントを受け付けています。詳しくは市のホームページをご覧ください。
(写真は青山小学校視察で給食を試食しているところです)
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