今は亡き井上ひさしさんなど9人の著名人による平和憲法を守ろうとの呼びかけに応え、松園地域に「松園9条の会」が結成されてから3年がたちました。
3周年を記念にして岩手一関市在住の作家及川和男さんをお招きしての講演会が5月15日に松園地区公民館で開催されました
及川さんは、映画「いのちの山河」の原作者ですが、映画化にあたってのエピソードや当時の沢内村深沢村長の生命村政についてお話しました。
なかでも圧巻は、及川氏が「生命村長」についての著作中に思いがけず発見した深沢氏の「「新憲法解説」についてのお話でした。
現憲法が公布された翌年に、深沢氏が(41歳の時に記したもの)雑記帳にメモ書きしたものをていねいに起こしたもので、深沢氏の平等思想と基本的人権に根ざしたものの考え方を知る貴重なものです。
また、講演に先だちオープニングに、地元の音楽家による独唱と演奏が披露されました。
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