9月30日、午後から市農業委員のメンバーとして消費者・認定農業者の皆さんと懇談・交流しました。
最初にあいさつに立った方は、米価の下落について意見があるといって「コメ戸別所得補償制度をエサに今年の米価が下がっている。今後、コメをつくりたくない、田んぼを貸すのもイヤダの声が大きい。ますます耕作放棄地が増えるのではないか」と発言しました。
岩手県産米は全国一の品質と評価されているのに、1表(60Kg)8、750円ではくず米並みの価格にしかならない。認定農業者として営農組合の存続の危機だ。国が責任をもって余剰米を買い入れるべきとのやり場のない怒りの発言。
後継者問題はさらに深刻で、岩手中央農協管内の1万人の生産者の平均年齢が70歳で、農業者の減少が急速に進んでおり、若い農業者の育成、就農者への支援が緊急に求められていることなど深刻な実態が語られました。
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