12月定例議会が3日から開会しています。
今回の補正予算には公立保育所(9施設)へのエアコン設置の予算が付きました。
今年は記録的な猛暑が続き熱中症が多発するなどその対策が求められました。
市内の公立保育所には、0才児を預かる保育所(0才児室)以外にはエアコンが設置されていません。
このたび、熱中症などの予防のために一時避難場所ということで、1歳児を預かる9保育施設(1歳児クラス)にエアコンを設置する予算が付きました。
あべたて、くろいしの、さくらがおか、うえだ、手代森、見前、永井、乙部、東見前保育園に設置される予定です。(予算額590万4千円)
同様に和式トイレの改修費も予算化されました。
公立保育園には、未だに洋式便器がなく、和式便器のみという施設が9施設もあります。
党市議団は、園児が便器の手前にある手すりにつかまり使用する和式トイレの改修を求めていましたが、このたび、太田、みたけ、あべたて、とりょう、くろいしの、さくらがおか、見前、飯岡、乙部保育園の9施設のトイレが洋式便器に改修されます。(予算額226万8千円)
党盛岡市議団は、この間、老朽化した公立保育所を訪問し、耐震の状況や施設整備について視察し、洋式トイレの不備などについても指摘をしてきました。
また、エアコン整備については、神部伸也市議が、9月議会の一般質問で取り上げてい田ものです。
公立保育園の施設は、国が公費負担を廃止したことにより、今までも改修・改善が遅れていた整備が先送りになり、小さい子どもがいまだに和式トイレを使用する状態です。
ようやく、予算がついたものの老朽施設にはかわりません。引き続き改善にむけて取組みたいと思います。
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