9月4日から28日までの日程で9月定例議会が始まりました。党市議団は5人全員が一般質問を行います。
10日午前11時から高橋和夫議員。同3時半から庄子春治議員。11日午前10時からは鈴木礼子が。11時から鈴木努議員。12日午前11時から神部伸也議員はそれぞれ予定しています。
私は、オスプレイの配備撤退と原発ゼロをめざす対応について市長の政治姿勢を質します。
その他、自然エネルギーの利活用で行政が果たす役割、放射能対策など質問を予定しています。
この7月から買取固定価格が1kw42円で高く設定されたこともあり、全国でおびただしい数のメガソーラー建設が計画されています。
盛岡市も例にもれず玉山地区ユートランド姫神隣接の市有地に誘致を進めていたメガソーラーが、東京都に本社がある株式会社NTTファシリティーズに決定しました。
計画では、想定年間発電量183万キロワット(550世帯相当分)、その全量を東北電力に売電し、事業期間は25年3月~20年間ということです。
単純に試算しても売電総収入は20年間で15億円余となり、初期投資分(総事業費)を差し引いてもかなりの収益が予想される中で、市の収入は地代と固定資産税がわずか8、600万円(20年間)ほどということです。
原発に替わる自然エネルギーの利活用が将来的は大きく発展・成長することを大いに期待しているものですが、一部の資金力のある企業がもうけを独り占めにするような対応でいいのかどうか、地産地消型のエネルギーシステムと地域経済循環型のまちづくりを求めて質問を予定しています。
(写真は市議会エネルギー対策特別委員会で視察した稚内市のソーラーシステム)
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