４８回目の盛岡市教育振興運動

　２０１３年度の市教育振興運動が１０月１２日、松園地区公民館で開かれ、私は本当に久しぶりの参加でした。

　教育振興運動は、家庭・地域・学校が一体となって心豊かな「盛岡の子」を育もうとの目的で進められ盛岡では４８回目を数えています。県内ではもっとも熱心に取り組まれているものです。

　実践発表校は東松園小学校と北松園小学校です。東小は生活の基礎力をつけ主体的に活動する子どもを育てること。北小は家庭・学校・地域が一体となって笑顔あふれる街づくりについてそれぞれ発表しました。　

　どの発表も並々ならぬ努力と奮闘の結果であり、特に家庭の協力という点では感心しきりでした。

　北小では図書館ボランテイァによる「おはなしくれよん」の活動報告もありました。活動歴１５年ということですが、２１人のメンバーによる読み聞かせは、朝の始業時間前、業間、英語の読み聞かせなど多彩な内容です。

　くれよんだよりの発行やクレヨンルームの装飾、メンバーの講習会開催などしっかりと学校教育と根付いた活動となっています。目いっぱいの活動を展開する当事者からはスキルの向上と読み手の確保に苦慮していることなどが出されました。

　行政としてもボランティアに頼るだけではなく何等かの支援策が必要ではないのかと考えさせられました。