8月26日開催の市議会全員協議会で「県央ブロックごみ・し尿処理広域化基本構想(案)」の概要が説明されました。
構想(案)は、ごみ処理の効率化を第一に、盛岡市、八幡平市、滝沢市、葛巻町、岩手町、雫石町、矢巾町、紫波町の3市5町の一般ごみを広域化し、盛岡市内1カ所の焼却施設で処理するということです。
処理能力は、日量500t(250億円)、平成41年度稼働をめざし、同時に既存組合は解散し新組織へ一本化する計画で、今年度中には各首長の合意形成を経て設立準備を開始するということです。
盛岡市クリーンセンターを現在地(庄が畑)に建設する際のことを思い出しました。
当時、市内2か所の焼却炉を1カ所にまとめて新焼却炉を建設する計画は、地域住民の合意形成では困難を極めたことです。
いわゆる迷惑施設のごみ焼却炉の建設は何よりも住民合意が求められます。 今回の計画は行政主導で、市民には内容も示されず、意見を求めることもして来なかったことは重大です。
ゴミ処理は減量が最優先であり、そのためには自区内処理が基本です。環境への負荷が大きい3市5町のゴミを1カ所で処理することなどとんでもないことです。
写真:孫のなつ(左)です。保育園で石鹸水を夢中で泡立てています。
コメント