H27年度からスタートする新盛岡総合計画実施計画(27~29年度)では、施策を横断して戦略的に取り組む課題として3つの「戦略プロジェクト」を掲げました。
3つの戦略プロジェクトは「子育て応援プロジェクト」「きらりおでんせプロジェクト」「岩手国体おもてなしプロジェクト」で、いわゆる「子育て支援、観光、国体」が重点施策です。
子育て支援は、人口減少が大きな課題となる中で、若い世代や子育て世代が希望を持って子どもを生み育て、盛岡に住みたいと思える支援と子育てにやさしいまちづくりをするとしました。
新年度から始まる「子ども・子育て支援事業計画」で示した待機児童解消、放課後児童クラブ整備事業などは予算化されたものの、子どもの医療費助成制度拡充は新たに予算化されたものはなく期待を裏切る内容です。
岩手県が、窓口での現物給付化にむけた予算化と小学校卒業まで入院費用について対象を拡充したことは、この間の運動の大きな成果です。
これらを考慮するならば、市は、最低でも課題となっている小学校卒業までの通院費について拡充・実施すべきであり、戦略プロジェクトの趣旨とは矛盾するのではないでしょうか。 いずれ、議会の審議で要求実現のために力を尽くしたいと思います。
また、 市立保育所全園委託化の方針が示されて以来、これまで5カ所の市立園が民営化されましたが、このたび、第3次計画がしめされました。
計画では、みたけ保育所(H29年度)、永井保育所(H30年度)、うえだ保育所(H31年度)がそれぞれ移行予定となりました。
みたけ・うえだ保育所は移管先法人による建替えが条件となります。これらにについても3月議会で議論を深めたいと思っています。
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