4月から保育制度が大きく変わりますが、「子ども・子育て支援新制度」での課題について質問しました。
待機児童解消では、「盛岡市子ども・子育て支援事業計画」によると27年4月時の待機児童ゼロと平成29年度には年間を通してゼロをざす計画です。
定数増は、認定こども園での未満児保育の拡充を予定していますが、認可保育所を増やし待機児童の解消を図るべきでと質しました。
保育量の軽減施策では、4月から保育料が短時間保育(8時間)と標準時間保育(11時間)の2区分されます。2区分は保育の実態に合わず、現場に混乱を招く事になると一本化を求めました。
年少扶養控除廃止で多子世帯への保育料の負担増が心配されます。多子世帯の保育料軽減策を求めました。
保育士の確保策では、未満児保育の定数増による保育士の確保が困難になっており、市独自の支援を求めました。
市は、新年度から「保育定員弾力化推進事業補助金(1392万円)」を予算化しており、待機児童解消に対応した保育所への助成を行います。
放課後児童対策は緊急を要する事態です。本宮小・向中野小学区など児童急増地域では、既に40人を超す児童が児童クラブに入所できず待機児童となっています。
緊急事態として本宮児童センターの時間延長を含む対策を求めました。
市は、児童クラブの分割・施設の拡張、新設などで受け入れ枠を増やすと答えましたが、4月からの対応としては具体性に欠ける内容でス。
児童センターの運営主体である市福祉事業団との協議を行い、時間延長のための財政支援を含めて対応することを求めました。
また、児童館・児童センターは既に100人を超える児童が利用している施設もあり、老朽・狭隘・人手不足など安心・安全が確保できない状態です。これらについても緊急の改善を求めました。
(写真:庭に吊るした干し柿をついばむ小鳥)
コメント