2月24日から3月25日までの日程で3月定例議会がはじまりました。
私は、3月6日に子育て支援、ごみ処理広域化問題、空き家対策について一般質問を行いました。
広域化問題はブログでもたびたび取り上げてきましたが、今回の質問は、市当局が1施設集約型がコスト的に最も有利とした根拠について改めて質しました。
実は、ライフサイクルコスト比較資料がクリーンセンター公害防止対策協議会に提出したものと広域化推進協議会(首長会議で基本構想案を承認した会議)に提出した資料とではコスト比較が逆転する前代未聞の結果となったのです。
このことについて市民に理解できるよう説明してほしいとの思いからです。
具体的には、当局が経済コストが安くできるとした1施設集約型とクリーンセンター公害防止対策協議会が求めた3施設分散型のライフサイクルコストは、 ①施設整備費に係る国の交付金が1施設集約型だけ交付対象としていること ②運営維持・管理費の試算根拠が示されず、公害防止対策協議会に提示した数値と大きく異なっていること ③収集運搬経費は、1施設集約型が大幅なコスト高になっていること(燃料高騰など不安定要素を抱え、市内1カ所のごみ処理施設まで1日あたり、2t車で257台、10t車で13台の搬入車両予定)について説明を求めました。
環境部長の回答は、試算結果は1施設集約型が有利とするだけで具体的なデーターを示すことができませんでした。
私は、都合が悪くなれば別な試算数値を持ち出し、何が何でも1施設集約型が有利とするやり方ではないのかと質し、バックデーターの提出を求めました。
質問後、今日で10日近くたっているのに未だにまともな資料提供がありません。本当に市民をばかにした対応と言わざるを得ません。
市議団長とともに厳しく抗議し改めて資料の提供を求めたところです。
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