10月定例議会が5日から開会され、鈴木議員は、15日に学童保育クラブへの支援について、ごみ処理広域化問題などで一般質問を行いました。
学童保育クラブでは、従来から父母会の皆さんが運営するクラブが老朽・狭いで改築・増築、大規模補修などにせまられています。今後、市が、これらの課題についてどのようなスタンスで臨むのか対応が迫られています。
市内には、学童保育クラブの設置基準(1施設40人以下、1人当たりの広さ1・65平方メートル)に満たない学童保育クラブが11施設あり、その多くが父母会の運営です。
10月補正では、上田学童保育クラブの施設整備費が予算化されましたが、多額の父母会負担(3分の1)を求める内容です。
上田学童保育クラブは、すでに入所児童が定員を超えており、新1年生の受け入れが困難なことから施設の増設を求めていましたが、予算化は大きな前進ですが多額の自己資金は用意できないと市に改善を求めています。
鈴木礼子議員は、市が事業主体となる国の交付金(放課後児童クラブ整備補助金)を活用すれば、市の負担も減り父母負担がゼロになること。 今後、父母会運営の施設整備はこれら交付金を活用し、父母会負担のない対応をすべきと求めました。
また、上田学童保育クラブについては、市の単独補助での予算化ですが、父母会負担がゼロとなるよう配慮すべきと質問しました。
市長は、国の交付金が法人等の運営では3分の1負担を求めており、父母会運営のクラブも同様の対応をするとの答弁に終始しました。上田学童保育クラブについては話し合いを進めていくと答えました。
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