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１月２２日、「松園ゾーンバスを考える会」が、市交通政策課、岩手県交通とかねて要望していたゾーンバス運行改善で意見交換を行いました。
営業所ターミナル線（南アパート経由）の何便かを左・右循環の通らない松園１丁目南を経由するコースに振り向けてほしいとの要望について、県交通が乗降調査（１１月１３日～１７日）を実施しましたが、これら調査結果を受けて具体的な改善案が提示されての意見交換となりました。
一歩前進・運行改善
①松園営業所発ターミナル行き（平日）の朝７時～９時台の２便を右回り循環に振り替える
②松園バスターミナル発営業所行き（平日）の９時２４分発の１便と１５時３０分～１６時５０分の運行のうち２便を左回りに変更することになりました。
県交通は、４月１日実施予定で変更の周知を利用者等に行います。
このたびの改善は、利用者から寄せられた苦情・要望の一部ではありますが、「考える会」として粘り強く関係機関に働きかけた結果の成果でもあります。
意見交換には私（鈴木礼子）も参加しました。
安倍政権による憲法９条の改憲を許すなと、宗教家の有馬頼底さん、作家の瀬戸内寂聴さん、ノーベル賞受賞者の益川敏英さんなど幅広い19氏が発起人になって立ち上げた「安倍９条改憲ＮＯ！全国市民アクション」が、「全国統一署名」をよびかけた運動が大きく広がっています。
安倍首相はことしの国会で改憲案を発議し、一気に国民投票にまで持ち込もうとねらっています。
国会内では改憲発議に必要な３分の２以上を改憲推進派の議席が占めていますが、９条改憲を許さない世論と運動が多数派になれば発議を止めることができます。
松園地域でも「松園９条の会」や党後援会の皆さんと街頭や店頭、個別訪問などで署名を呼びかけています。
憲法９条を守るため、ぜひ家族・お友達にもお願いしてください。
（写真は松園バスターミナルでの早朝宣伝）
町内の皆さんで新年を寿ぎ交流する場として、１月１４日（日）に、町内会新年交流会を開催しました。
今年で５回目の開催ですが、みずき飾りやもちつき、懇親・交流会と内容も盛りだくさんです。
当日は、予定していた人数を大幅に超えての参加で、みずき飾りの材料が大幅に不足するなどうれしい悲鳴もありましたが、１３０名近い方が参加しました。
町内有志による演奏、舞踊、詩吟の披露などもあり、賑やかに楽しく交流しました。
国道４５５号線北山トンネル三ツ割交差点付近に接続する三ツ割４丁目からの市道は、狭い上に急カーブで危険な状態でした。
地域からの改善要望を受け、市建設部に改修を求めていましたがこのたび完了しました。
１２月定例議会で鈴木は、、盛岡市が、子どもの貧困対策として「盛岡市子ども未来応援プラン（案）」を発表したことを受け、子ども食堂の位置づけ、奨学資金の給付、子ども未来基金の活用のあり方などについて一般質問を行いました。
学童保育クラブ保育料負担軽減検討へ
ひとり親世帯の子どもの生活実態調査では３人に１人の子どもが放課後一人で過ごしている実態を示し、子どもの孤立化を防ぐために学童保育クラブの保育料を、ひとり親世帯や低所得世帯の子どもたちが利用しやすいように軽減するよう求めました。
子ども未来部部長は、ひとり親世帯を含め居場所を必要とする児童への支援策を検討すると答えました。
奨学資金の給付を求める
富山市が実施している貧困の世代間連鎖を防ぐため県内の大学、短大、専門学校等への進学を条件に奨学資金を給付している「福祉奨学資金給付事業」を紹介し、盛岡市としても「子ども未来基金」の活用を行うなど積極的な支援を行うべきと求めました。
市長は、教育費の負担軽減は人材育成の立場からも効果的な施策である。今後とも子ども未来基金の効果的な活用を行い、全ての子どもたちが将来に希望が持てるようなまちづくりを行うと答えました。
子ども食堂は子どもが徒歩で通える範囲にあることが望ましいと答弁
子ども食堂を立ち上げた経験をもとに、子どもの居場所として関心が高まっている子ども食堂の位置付けや目標設置数、財政支援などについて市の対応を求めました。
子ども未来部長は、子ども食堂の取り組みは地域で子どもを見守り、適切な支援につなぐ入り口。子どもにとっては多様な大人との出会いの場であり、子どもの貧困対策として重要性も増している。 目標設置数は定めていないが小学生が徒歩で通える範囲にあることが望ましい。
市は、子ども食堂ネットワークの支援や全市に子どもの居場所づくりの取り組みが展開されるよう支援に努める。
子ども未来基金の運用は活用しやすいものに工夫・検討すると答えました。
盛岡市子ども未来応援プランって？
子どもの将来が生まれ育った環境で左右されることのない社会の実現を基本理念に、先に実施したひとり親世帯の子どもの生活実態調査の結果を反映させた総合的な支援計画（32年度まで）です。
重要な視点は、子どもの貧困対策が積極的な人材育成と位置付けられたこと。社会的孤立防止、借金、ＤＶ虐待など複合化する問題の解決を図り、困窮世帯を包括的に支える支援を行うとしています。
庁内関係部署でワーキンググループを構成し、専門家の参加も得て対策を進め、現在、市民にはパブリックコメントによる意見を募集中です。
（写真：１２月２３日開催のおひさまキッチンより）
１月４日、仕事始めの早々に党県委員会が新春のつどいを開催しました。
達増拓也県知事が初めて参加するということもあり、例年より多い参加者（１７０名）で盛り上がりました。
達増知事、木戸口英司参院議員、高橋千鶴子党衆院議員があいさつしました。
達増知事は、つどい開催の会場がご両親の結婚式を挙げた場所でもあるとユーモアを交えて話しはじめ、東日本大震災からの復興の取り組みの中で「共産党は被災者の命を何よりも大事にし、切り捨てられて取り残される人がいない社会をつくる努力をされてきた」と党への評価と感謝の思いを語りました。
今年は、大きな選挙の予定がなく、より多くの人に党を知ってもらい確かな地歩を築く年にと決意を新たにしたつどいになりました。
昨今は、子どもの貧困問題が大きな社会問題になり、これらへの支援が急がれています。
私も昨年１１月に居住地の東松園小学校区に子ども食堂「おひさまキッチン」を立ち上げました。
町内外のたくさんの方の協力を得ての開催でしたが、２０人ほどの子どもたちが集いワイワイ楽しく食事を共にし、大人の方が元気をもらっています。
地域で子どもを見守り、子どもにとっては多様な大人との出会いの場として子ども食堂が拡がることを願っています。
子どもの将来が生まれ育った環境で左右されることのない社会の実現をめざし、何よりも平和でなければと今年も力を尽します。
今年もよろしくお願いいたします。 ２０１８年 元旦
（写真：日本共産党盛岡市議団と合同による街頭からの新年のごあいさつ）