盛岡市、紫波町、矢巾町の広域で、「その他プラスチック・その他紙製容器包装ごみ」の分別収集が平成22年度から始まりまることを受けて、2月14日、地区議員団が盛岡・紫波地区環境施設組合で勉強会を行いました。
「その他プラスチック・その他紙製容器包装ごみ」の中間処理施設は、矢巾町の盛岡・紫波地区環境施設組合の旧焼却場を利用して整備し、手選別による分別で圧縮梱包し、容器包装リサイクル協会に再資源化を委託するものです。
すでに、矢巾町(4,000戸)、紫波町(8,000戸)は、平成16年度からモデル地区での収集が始まっており、盛岡市は平成21年度にモデル地区を指定しスタートします。
盛岡市は、完全実施により、その他プラスチック類3,200t/年、その他紙製容器包装類2,100t/年の減量を予定しています。モデル地区による問題点は、回収したものが確実にリサイクルできるのが50%程度で選別に手間がかかるという事です。目標は80%まで引き上げたいという事ですが、住民への周知徹底と理解と協力が今後の課題ということでした。
事業費は、交付金(344,700千円)、起債(620,00千円)、一般財源(69,000千円)を見込み、合わせて10億3千万円余の経費がかかります。心配なのは「公平な負担」ということで有料化を含めて検討しているという事です。
国と県には交付金を受ける条件として「循環型社会形成推進地域計画書」を提出し、協議していますが、これを契機に家庭ごみの有料化が憂慮されます。
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