8月4日のオープンにあたり、今日は盛岡消費生活センターの内覧会に参加しました。
昭和59年開設以来、市民のくらしにとってかけがえのない、市民の困りごとのよりどころとして先進的な取り組みをしている消費生活センターが、従来のおでってプラザ(1階)から肴町・栃内病院隣(旧保健センター)の肴町分庁舎2階に移転します。
相談室も2室増えて6室になり、広さとプライバシーが守られると同時に相談員の安全確保も図られるなど使い勝手がよくなりました。同時に相談員も2名増員し9名の体制になりました。
消費生活センターの多重債務への取り組みは高い評価を得ており、全国表彰を受けるほどの活躍ぶりで、先ごろがNHKスペシャルでも取り上げられ、消費生活センターの多重債務と生活再建に庁内上げて取り組む様子が放映され大きな反響をよびました。
借金問題は必ず解決できると励まし、どんな困難な相談にも粘り強く親身に対応する相談員は何よりもありがたいことです。
さきごろ全国表彰された高橋靖枝さんは、昭和59年当時から長いこと相談員として活躍され、市の消費生活センターの基礎を築いてこられた方ですが、彼女達の働きがあったればこそと「センター」 の20数年の歴史を振り返りました。
それにしても高い専門性が求められる相談員は、相変わらずの非常勤職員で身分不安定な状況におかれています。当局は、使命感をもってがんばる相談員の善意に甘えるのではなく、1日も早い待遇改善が必要だと思いますが・・・
写真は新装なった相談室です。丸テーブルが粋ですね。相談室は足元部分がガラス張りにし、事務方から部屋の様子が見えるような配慮されました。
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