18日、県本部総会が橋本そば屋を会場に開催されました。昨年に続き市議団から参加しました。今年はたくさんの方が参加されていて、やはり政権が交代したことで運動への影響も大きいのではと感じました。
総会は同盟中央本部の柳河瀬 精氏が同盟運動の発展をよびかけるあいさつではじまりました。
氏は、同盟運動を国民運動に発展させようと訴え、国民運動にするということは戦時下の残虐な拷問・凌辱の弾圧の実態を国民に広く知らせ、人権無視について謝罪を求める大きな世論をつくりだすこととのべました。
1933年2月20日、東京・築地警察署で治安維持法違反で検挙された小林多喜二は、その日のうちに拷問により虐殺死したことはあまりに有名です。
戦後治安維持法は、1945年10月15日に廃止され、治安維持法違反の判決を受けていた人は「刑の言い渡しを受けざりしものと見做す」とされたのですが、虐殺された方々へは何の処置もとられず一切の音沙汰なしで今日に至っているのです。
これら国家ぐるみの人道に反する犯罪が何の責任も問われず、弾圧・虐殺された方々の名誉はいまだに回復されていないことに憤りを感じます。
高齢化も進んでいます。「政府の責任で一日も早い謝罪と補償を」と署名にも取り組んでいますのでご協力をお願いします。
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