開会では、北松園地区のみなさんが作詞作曲の「北松園賛歌」を、北松園中学校ブラスバンドの伴奏(演奏)で歌を披露しました。
今年で3回目を数える「交流会」でしたが、今年度は「松園のよいところを生かした街づくり」と題して小・中学生、PTA、町内会、地域、公民館を利用している方など6つのグループに分かれての話し合いを行いました。
「交流会」は 、すべての年代の方が手を携えて松園地区の「魅力ある街づくり」について本気で考えていただくとした公民館側の意図を十分に汲みつくす内容になったと思います。
年代や環境の異なる参加者が、それぞれ思いをこめて松園地区の良い面と改善することなど真剣に話し合いをし、1枚の模造紙にまとめて発表するという体験をしました。
松園団地は、ともすれば高齢化がすすみ空き家が目立つなど暗いイメージが多く報道されていますが、そのイメージをチャンスに変えるに十分な内容になったと思います。
公民館を利用している方のグループは、良い面として松園地区は人情が厚く隣同士のつながりが強く活動が活発とし、一方、子どもが少ないことや空き家が目立つことなどをマイナスイメージとして上げましたが、人材豊富な団地の良さを生かして、子育てサポートや空き家の活用をはかり「世代を超えた支えあいのまち」づくりを提案しました。
それぞれのグループからは「松園は人材の宝庫」という言葉がずいぶん出されましたが、これだけ真剣に自由に話し合えることが何よりの発展のカギになるのではと、あったかい気持ちになりました。
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