2月3日、旧盛岡地区の移動農業委員会があり、農業委員は私を含めて5名の出席でした。
高松、緑ヶ丘、黒石野、庄ケ畑地区からそれぞれ16名の農家の方が参加し、最初に市農業委員会から事業の概要説明が行われ、その後、参加者との懇談になりました。
参加者からは、耕作放棄地対策や不在地主への対応など日常の営農での困りごとなどが多数出されましたが、中でも、TPP問題では深刻な影響が予想される中、市農業委員会での対応が見えないとの訴えでした。
農業の再生産が専業農家ほど苦しい中で、TPP参加は壊滅的な影響が予想されており、農民の代表でもある農業委員会は反対すべきとの意見でした。
農業委員会は、つい先日、TPP参加「断固阻止」の決議を上げていたのに当日の配布資料には一言もなかったのだから当然のことです。
早速、次回からの移動農業委員会では資料添付と経過説明を行うことになったものの、多少なりとも情勢に疎い農業委員会と写ったのでは??と残念でした。
帰りに、会場近くの高松の池まで足を延ばし、越冬している白鳥たちの様子を写真に収めてきました。
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