午前中は議員団会議のあと職員の異動対策で「しんぶん赤旗」を手分けして購読拡大に取り組みました。特に昇任した方に購読を進めるのはとても気分がいいものです。
一昨日は、市長に救援募金300万円を贈呈したこともあり、職員はそのことを知っていて(?)、どなたも快く購読を約束してくれました。
午後は、上田館向支部の方と支援物資をいただいた方々にあいさつ回りをしました。K電気店は洗濯機、乾電池などなど、94歳の方からは手作りの綿入れちゃんちゃんこ10枚の申し出がありました。
この方は和裁が得意で縫っている最中でしたが、早速、あがりこんでお話を伺いました。綿を注文したところ事情を聞いたお店の方がふとん2枚分の綿を無料で提供してくれたことや支部のYさんとは30年来のお付き合いでお世話になっていると感謝の言葉でした。
そのあとは一人暮らしの高齢者宅を訪問しましたが、一人の方は釜石から被災した妹さんをようやくガソリンを調達し、盛岡に避難させたことなど涙まじりに話してくれました。
また、いつもお世話になっているお寺さんからも支援物資をいただき、あいさつに伺いましたら、懇意にしている陸前高田市のお寺が流され和尚さんも娘さんも助からなかったと肩を落としていました。
市民のたくさんの方が、大震災で犠牲になられた方の縁者であったり、友人であったり、仕事の関係であったりと、その一つ一つにドラマがあり大きな悲しみをかかえています。
悲しみが一日も早く癒えるように、災害復興にむけた歩みを前に進めることが求まられていると切実に思いました。
明日は、 宮古市に支援物資を運びます。
(写真は隣のに庭に咲く福寿草です)