盛岡市は、沿岸被災者の宿泊施設としてつなぎ温泉愛真館に、3月26日から県の大規模一次移送で188人を受け入れ、その後も順次受け入れを行っています。
4月21日現在、243人の避難者を受け入れていますが、4月22日、盛岡市議会の議長ほか各会派の幹事長らが参加して、一時避難されている方々をお見舞いするというので私も参加しました。
避難者の多くは釜石市からの方で(204人)、そのほかに大槌町(16人)、宮古市(11人)大船渡市(6人)、陸前高田市(4人)、山田町(2人)からの方々でした。
盛岡市からは、建設部、商工観光課が対応し、保健師を派遣するなど日々の相談活動にあたっているということでした。
愛真館社長からは、ホテルでの生活の様子や子どもたちの学校のこと、地元に帰りたい気持ちが強いこと。仮設住宅への入居希望が多く、一時避難所とはいうもののいつまで滞在できるのかなど避難者の不安な状態をお話していただきました。
一通り館内を案内していただいている時に、大槌町から避難してきている女性の方から話しかけられました。
地元に帰りたくとも交通の便がないこと。バスを用意して対応してほしいという切実な要望でした。
釜石市はスタッフを派遣しており(愛真館)、罹災証明書野発行や仮設住宅の入居などで対応しており、地元の情報が伝わっているのに比べて自分のところは何もなく不安という内容です。
紫波町では町独自にバスを出して対応しているということですが、盛岡市でも親身な対応ができないのものでしょうか。避難者の方の不安を少しでも和らげる対策が求められています。
(写真は釜石市の情報コーナー)
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