市議会日程は各常任委員会審査に入り残すところもあとわずかになりました。24日(月)は教育福祉常任委員会審査でした。
9月補正予算と決算審査ですが、審査する方はわずか10人の常任委員(議員)と当局側は座る場所もないくらいぎっしりの答弁者で埋まります。
子育て支援施策については、市民アンケート調査では市が行う子育て支援活動が充実していると回答した割合が平成26年度目標(19・4%)に対して23年度は14・6%に落ち込んでおり、市民が求める支援策と大きく乖離しているのではないのかと質しました。
4月時点の待機児童が48名からわずか3カ月後には130名にものぼっているのに速やかな対応ができていません。無認可施設は32施設259人の子ども達が保育されているのに公の支援は一切ありません。認可施設を補完する役割を担っているのにです。
すべての市立保育園は民間委託の方針ですが、委託の条件が休日保育、夜8時までの保育、子育て支援センターの設置など盛りだくさんの課題か託されています。しかし、民間保育所への助成は減額されているのです。
全園委託化により生みだれる財源は子育て支援に充てるといった約束も、いつの間にか反故にされているのではないのか?等々・・
また、市は12月議会に提案予定で保育所の最低基について条例化の検討を始めています。もっとも切実な課題は保育士1人の子どもの受け持ち人数です。
現状では0歳児3:1、1・2歳児6:1、歳児20:1、4・5歳児30:1で保育士の配置人数が決まっていますが、小学校ですら少人数学級が言われている時代に4・5歳児が30:1でいいのか?
また、震災を機にマンパワーが大きな課題になっている時に現状では対応できなことも明らかなのにです。条例化にあたっては見直しをするよう強く求めました。
(写真は孫の運動会の一コマです)
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