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10月1日から松園地区の支線バス運行が、大幅に見直しされました。
松園地区は、市内で初のゾーンバス運行が取り組まれ、松園バスターミナルを中心に団地内は支線バス(循環バス)が運行し、市内中心部や駅まではバスターミナルで基幹バスに乗り換えるシステムです。
実施当初から乗継への不便や日中の利用者が少ないために空バスの走行が目立ち苦情も多く出されていました。また、高齢化に伴い降車バス停を増やすことなど改善点も出されていました。
市交通政策課が、これらの課題改善のために10月1日から運行を大幅に見直したものの、丸ごと廃止された路線があったり、バスターミナルでの待ち時間が長くなったりなど突然の運行変更による苦情が寄せられました。
早速、後援会や地元の方々が改善を求める署名活動を展開し、10月25日に147筆の署名を添えて担当課に改善を申し入れました。
結果、12月3日から姫神通りコースは1時間に1本のわりで運行する。午後3時半以降のターミナルでの乗り継ぎによる待ち時間解消のために各コース1本の増発を行うなどの回答をいただきました。
素早い対応で改善が図られて関係者ともども大喜びしています。
交渉には私と北松園町内会長(市議)が同行しました。
投稿情報: 19:56 カテゴリー: 地域課題 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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松園団地では、団地入居が開始されてから40年余経過し、高齢化などにより空き家が目立つようになりました。
地域住民からは、防犯や環境などの面での問題点も指摘され、同時に空き家の活用についても様々な要望も出されています。
盛岡市は、空き家対策の一環として「バンク制度」をスタートさせます。
この制度は、所有者が戸建て住宅やその敷地を市に登録し、市がホームページなどにより住み替えを希望している方に情報提供する制度です。
市は、登録舎と利用を希望している方との連絡調整を行い、契約などの手続きを不動産業者に依頼するなどの業務を行います。
制度の実施期間は、24年12月1日から27年3月31日までの社会実験として、その後、検証行いつつ検討すとしています。 県内ではすでに奥州市や久慈市などで実施されています。
鈴木礼子議員は、議会質問で空き家の活用について、①子育て世代の入居を促進できるような内容に ②町内で開催するサロンなどにも広く利用できるようにと市の家賃補助など検討してほしいと要望していました。
投稿情報: 13:27 カテゴリー: 議会報告 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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市議会教育福祉常任委員会が、10月16日から18日までの日程で、東京都文京区と久留米市を視察研修しました。
全国で年間自殺者が3万人を超える中、久留米市も自殺者が年間60人~80人で推移しています。
久留米市は、自殺は社会全体の問題と位置づけ、「自殺対策事業」を22年度からスタートさせ、街頭キャンペーン、啓発事業などに取り組んでいます。
中でも「うつ症状」の早期発見と早期治療のために ①内科医等のかかりつけ医と精神科医の連携 ②市民参加による「ゲートキーパー制度」を立ち上げています。
「ゲートキーパー」とは、周囲の人がうつや自殺のサインにいち早く気づき、医療機関や保健所につなぐ運動のことで、希望者に3回の研修を行い人材養成を行い、23年度は100名ほどが登録しています。
これらの活動は、市保健所が中心になって展開され久留米方式として大きな評価を受けているものですが、大いに参考になりました。
東京都文京区では待機児童対策が主な視察項目でしたが、東京都が実施している認証保育園の内容について施設も見学しながらの研修となりました。
その後、盛岡出身の石川啄木の終焉の地として盛岡市と特別の交流もある文京区でもあり、ゆかりの地を案内していただき両市の議員交流会が行われました。
文京区の共産党市議団幹事長さんが盛岡出身ということもあり大いに盛りあがりました。
(写真は終焉の地に掲げられたパネル)
投稿情報: 13:21 カテゴリー: 視察・研修 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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10月13日、33団体による実行委員会主催の「さよなら原発集会」に参加しました。
約500人の参加者でしたが、各団体の一言発言では、いわて生協が取り組んでいる県南地域のホットスポットと10万人署名、県教職員組合が子ども達に放射能の真実を伝えている実践、毎金曜日の盛岡デモ行動報告、三陸の海を放射能から守る取り組み、農民蓮による農作物への賠償を東電に求める取り組みなどの報告がありました。
基調報告は、「原発ゼロでも電気は足りる!廃炉への道筋~」と題して水島能裕氏がお話しました。元北海道電力職員として現場から原発とまじかにかかわってきたということもあり、内容は極めて現実的で説得力のあるものでした。
原発から核兵器製造を考える政治家がおり、何がなんでも原発の再稼働へと動き出す危険な動きについて告発しました。
集会後は、打楽器などを打ち鳴らしてにぎやかにパレードを行いました。
投稿情報: 15:49 カテゴリー: かけあるき | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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10月7日、日本民主文学盛岡支部と新日本歌人教会岩手支部が主催した啄木没後100年記念講演会に参加しました。
歌人で啄木研究の第一人者でもある碓田のぼる氏による講演でしたが、当日は90人を超える参加者で会場が狭く感じるほどでした。
碓田氏は、抒情、望郷の歌人だけではない啄木の心の軌跡を時代確認を踏まえながらお話しました。
中でも大逆事件や韓国「併合」が大きな転機になったこと。社会矛盾を痛烈に批判する作風に変化していったことなどを作品をひも解きながら解説しました。
大逆事件直後の歌稿ノートに書き込まれた作品の中から啄木の心の軌跡を紹介しました。
1 はたらけどはたらけど猶我が生活楽にならざりぢっと手を見る(明治43・7・6日)
2 赤紙の表紙手ずれし国禁の書よみふけり秋の夜を寝ず(明治43・7・27)
3 ことさらに灯火を消してまじまじと革命の日を思いつづくる(明治43・7・27)
啄木が現代に生活していたなら、きっと日本共産党員として活動していたのではと想像を膨らませながらお話に引き込まれました。
(写真:我が家の庭に咲く彼岸花)
投稿情報: 21:30 カテゴリー: かけあるき | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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緑ヶ丘小学校通学路の補修
黒石野1丁目から緑ヶ丘小学校への通学路が、凍結でアスファルトが盛り上がりデコボコになっていましたが、このたび地元の要望を受け補修が行われました。(写真)
かねてから要望していた松園団地の空き屋対策がいよいよスタートします。
24年度~26年度の3年間を実施期間として、松園ニュータウンで、子育て世帯や移住、住み替えで住宅を探している方に空き家の情報を提供することになりました。
今年度は条例の制定を予定しています。
今後、市は「空き家バンク」を設置し、空き家の情報収集と現地確認、空き家の所有者には意向・活用などの調査を行い、住環境の改善と地域の活性化を図ることになりました。
投稿情報: 20:55 カテゴリー: 地域課題 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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昨年の3・11東日本大震災で大きく破損した厨川中学校がようやく完成落成し、9月29日は落成記念式典に出席しました。
校舎本体の柱の大破損、壁の亀裂などで使用が不可能になった厨川中学校は、校舎が完成するまで2つの小学校の空き教室など3学年がそれぞれ分かれ授業を行っていましたがようやく改築になりました。
全面改築で真新しい校舎は気持ちも一新させてくれます。
厨川中は、耐震診断がIs値0・3という結果がでており、大震災時は改築工事が同時に進行していました。本当に危機一髪といった事態でもあったのです。
その後、被災地の復興が進む中で工期も遅れていましたが、ようやく完成を見たもので、新校舎には、太陽光パネル、蓄電池の設備を完備しました。
落成式典での生徒はとても立派でした。
投稿情報: 19:27 カテゴリー: かけあるき | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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