日本共産党市議団は、8月26日、仙台市泉区にある野村学校給食センターを視察しました。
仙台市の学校給食は、単独調理場方式 センター方式(6カ所)、親子方式により200校の小中学校に1日8万食を提供しており、新設校は原則単独調理場方式に、改築の場合は従来通りの方式を採用しているとのことです。
泉区の野村学校給食センターは、平成20年にPFI(BOT)事業で運営され、調理能力1万1千食、現在26校に9302食を提供しています。
野村給食センターの職員は、栄養士調理員、搬送、清掃関係者総勢100名余で調理、配送を行っており、献立作成と食材購入はセンター内に常駐している市教育局職員栄養士(6名)が行っています。
市教育局職員は、栄養士他に所長1名と事務員2名の9名が配置されています。(センター職員とは別に事務室を設置)
午前8時作業開始で10時半には完成、配送。2時間以内の喫食に間に合わせるために3種類のメニューで対応していました。2時間以内の喫食は守られているとのことです。
また、新設された給食センターでは食物アレルギー対応食も専用室を設置して対応しています。これまでアレルギー食は単独調理校でしか対応できなかったため関心が高く問い合わせも多いということです。
野村給食センターでは、30食ほど対応しており、個別ランチジャ-や専用バットを使用して誤配を防いでいます。
衛生管理が徹底され機械化された調理場は、さながら給食工場のようで学校給食本来の暖かさは感じられませんでした。
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