「医療・介護総合法案」を問う

　昨日、参院議で「医療・介護総合法案」が自民・公明の賛成で可決されました。

　知れば知るほど本当にひどい内容です。介護保険料は強制的に徴収されているのに、いざサービスを受けようとすれば要支援の方や軽度者は保険制度から外されるシステムに変えられようとしています。

 また、軽度者へのサービスは自治体に丸投げされ、自治体は町内、ボランティア、NPOなどの協力で対応するというのですから、介護の専門性まで問われています。

　この問題で、市民の健康・いのち・安全を守るべき自治体の首長として市長の所見を伺いましたが「おおむね理解できる内容」との答弁に失望しました。

　消費税増税は社会保障の財源だとさんざん言われましたが、国民・市民には「やらずぶったくり」の姿がいよいよ明白になっているのではないでしょうか。

　写真は上米内駅に設置され「高洞山賢治歌碑」です。

高洞山(５２２m)は、盛岡市東北約６キロメートルの上米内駅裏側の山です。