7月6日の農業委員選挙が目前ですが、今期(3年)の労をなぎらい次期の健闘を誓いあう会となりました。
安倍政権は規制改革の一環として農業委員会の解体をもくろみ、現在の公選制から自治体の首長による推薦制にしようとしています。
6月議会一般質問で私は、議会選出の農業委員(5年目)の立場からも「農業委員は、TPP問題などで地域農業の先行きが見えないなかで、困難を抱えながらも遊休地の解消や担い手の確保などに懸命に取り組み、地域農業と農地を守ることに意欲を持って任務にあたっている」と農業委員の役割と現状を訴えました。
財界の一方的な論理で農業に「「もうけ」優先の企業倫理を持ち込むようなやり方は、農村の崩壊につながりかねない危機的な対応だと断じ、市長の考えを伺いました。
市当局は、地域に密着した農業委員会の役割は今後も重要であるとの回答でしたが、厳しい状況には変わりなく、農民の代表を選ぶ選挙が行われようとしています。
ご苦労さん会の懇親会では、多くの委員さんと交流しましたが、なかでも「鈴木さんは、議員というよりも農家の立場に立って発言をしてくれてありがたかった」と言われたことがとても印象に残りました。
委員さんはみなさん、農家の代表として頑張っておられる地域では名士の方たちです。旗手鮮明にして選挙戦を頑張ってほしいと切実に願う「会」となりました。
写真は、陸前高田市への震災支援での草刈作業です。
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