10月27日、盛岡支部が26日に続いて市教委への要請を行いました。
要請項目のひとつは、旧市内小学校学校給食の民間委託をやめること。旧市内中学校給食はランチボックスではなく自校方式か親子方式で実施してほしいという内容です。
盛岡市の学校給食は合併後、都南、玉 山地区は小中全校対象で給食センター(民間委託)による完全給食を実施しています。旧市内中学校給食は、全校にランチボックス給食を実施予定で現在は3校実施済みです。小学校は全国的に評価されている直営による自校方式を採っています。
谷藤市政になってから、「官から民」への掛け声で学校給食調理業務も委託可能業務に指定され、単独調理校についても23年度中に方針を決定するというものです。
「会」の皆さんからは、非常に熱心に現行制度を維持してほしいとの要望が出されたものの、市教委の回答は「学校給食の合理的運営について調査 ・検討するという対応に終始しました。
また、中学校のランチボックス給食は、3校で実施しているものの、喫食率は4割程度で不評です。このことについてせめて小中学校が隣接している所では親子方式にしてほしいという要望には親子方式についても検討したいという回答でした。
市教委の方針は、旧市内中学校給食は全校ランチボックス給食ということだったものだから方針を変更したのでしょうか?再度確認をしたいと思います。
それにしても、子どもたちの教育費までが財政が厳しいからと削られることこそ問題です。学校給食は命をつむぐ大事な営みのはずですが、本当に軽くあしらわれていることに怒り心頭です。