今年度から、父子家庭にも児童扶養手当が支給されることになりましたが、8月から11月の4か月分を今月末までに申請しないと受け取れなくなります。
26日の岩手日報が、厚生労働省の調べによると申請数が受給見込みの約半数と報道していましたが、盛岡市も240世帯の見込み数に対して申請数が106世帯ということです。見込み数はあくまでも推計ということで実際の対象者は未定ということです。
これまで、父子世帯は母子世帯より収入が多いということで児童扶養手当は対象外でしたが、この不況下で父子世帯の生活状態も一変し、父子世帯、関係者による大きな市民運動の結果として実施されることになったものです。
支給対象は、年収365万円未満の方で支給額は最大で1人目41、720円。2人目が5千円、3人目以降が3千円支給されます。(所得制限あり)
受け付けは該当者本人以外ではできず、仕事の都合で平日休めない方もおられるのではないかと心配しております。
市議団は、該当者がもれなく申請できるようにマスコミなどあらゆる機会を通して市民に周知すること。残す機関、時間外の受付窓口を開設して申請を受け付けること。国には申請の受付期間の延長を要請することなど申し入れました。
扇田保健福祉部長は、28日(土)は午前9時から午後5時まで、29・30日は午後8時まで受け付ける。同時に26日はラジオもりおかで放送してもらうと主旨を受けて対応すると答えました。