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市内では初の東松園小学校の余裕教室を活用した地区公民館になります。過日、施設内を見せて頂きましたが、一番驚いたことはトイレが全て洋式で明るくきれいにリフォームされていたことです。
隣の東小学校の校長先生がうらやましいなぁといったことが印象的でした。(小学校の方は暗くて臭くいわしトイレのため) 施設全体が集中暖房で廊下にも暖房が入る予定です。
2階部分が児童センター・図書室、3階は会議室・調理室となっています。
児童センターは、来年4月開所予定で市福祉事業団に全面委託予定ですが、市教委が運営する児童センターという利点を生かしきる対策がほしかったと思います。
松園地区公民館本館ロビーは、中・高生が談笑したり学習したり、他地区にはない中高生の利用が多いことが特徴です。
今日、いじめ問題が深刻になっている中で、中・高学生の居場所としての活用ができなかったのかと残念な思いもしています。
(写真上:廊下部分 下:調理室)
投稿情報: 23:04 カテゴリー: 地域課題 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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党市議団は、11月14日普天間基地のある宜野湾市の基地対策を視察しました。
市庁舎屋上から見た風景は広大な普天間基地の回りにへばりつくように市街地が密集する街並みでした。
市のど真ん中の最優良地に市の面積の4分の1を占める飛行場があり、市域全域を訓練場として飛行訓練が日夜を問わず行われています。
市担当者からは、年間2万回にも及ぶ騒音被害、墜落の危険、繰り返される米兵犯罪等々、市民生活に重大な被害を及ぼしている実態と街づくりへの甚大な弊害など報告いただきました。
住民の安全が脅かされている実態を痛感するとともに「オスプレイの配備撤回」「普天間基地の全面撤去」「安保条約の廃棄」をの思いを強くしました。
投稿情報: 22:28 カテゴリー: 視察・研修 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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岩手県の農業委員大会が9日、キャラホールで開かれ、県内各地から約800名の農業委員が参加しました。私は、市議会選出の農業委員になって3年になりますが、昨年に続き2回目の「大会」参加となりました。
昨年は、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた陸前高田市の委員が「農地も農業資材も流され、家族さえも失うなかでようやく復興に立ち上がろうとしている矢先に、こんな仕打ちがあるのか」とTPP参加阻止を涙ながらに訴えた「涙の大会」から1年8カ月が経過しました。
今年は、東日本大震災からの再建は未だ緒についたばかりで、多くの人々が先行きに不安を抱え極めて困難な状況にあると告発。原発事故の放射能汚染で酪農、畜産、原木しいたけなど農林畜産物への被害は甚大で復興が最重要課題となっている中で、TPP参加は復興とは相いれないとして断固反対との特別要請決議を採択しました。
集会最後には全員で「TPP交渉参加を断固阻止」とこぶしを上げがんばろうを三唱。政治を変え希望をつなごうとの思いを強くした大会となりました。
(写真:TPP断固阻止のスローガンが掲げられた会場)
投稿情報: 08:22 カテゴリー: かけあるき | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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11月7日は、市田忠義党書記局長を迎えての日本共産党演説会でした。全県から1300名の方が参加で大成功の演説会となりました。
9日の「しんぶん赤旗」では、大震災からの懸命の復旧・復興にとりくむ被災地・岩手で「被災者と心が通い合う」政治を、そのために「高橋ちづ子衆院議員の4選、全国での議席倍増をなんとしも」との決意があふれるる演説会になったと報じました。
とりわけ、県内で最大の被害となった陸前高田市・戸羽太市長からのメッセージは、心打たれる内容でした。
メッセージは、「被災当時、まるで地獄絵図の中で絶望のふちに立たされていた中で日本共産党の支援に心から感謝しています。被災地の方々はこのたびの大震災でどなたがどのような活動をされたのかしっかりと判断していただけるもの思っています。心が通い合う、相手の立場に立った政治を被災者は期待しています。共産党の皆様には、これまで通り、被災者に寄り添った政治を継続していただきますようお願いします。」(要旨を紹介)と述べています。
メッセージを聞きながら、市民の命をあずかる戸羽市長の(自らの奥様を亡くされたなかで)当時の苦難・苦闘の日々が頭をよぎり涙があふれました。
「被災を風化させてはならない。被災地と被災者の復旧・復興がなによりも急がれる政治を、そのためにも東北の議席を守りぬかなければ」と決意を新たにさせられた演説会でした。
投稿情報: 21:28 カテゴリー: かけあるき | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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11月1日、2日と盛岡市上下水道経営審議会委員として会津若松市、山形市の水道事業について視察しました。
盛岡市は、経営改善の一環として、浄水場は夜間と休日に限り委託していますが、今後の対応の参考にと全面委託化に踏み切った会津若松市と自動運転(無人化)を行いつつ直営で対応している山形市について視察研修しました。
会津若松市は、人口減少と企業による大口需要が大幅に減少した中で水道料金の引き上げでは対応しきれないという判断と規制緩和による水道法の大幅改正により「取水から蛇口まで」の全部を委託。運転管理業務は株式会社明電舎に送・配水維持管理業務は地元の管工事協同組合が主体の会津若松市水道サービス株式会社に委託しています。
委員からは異常事態への対応や技術の継承、災害時への対応などの質問が出されましたが、異常事態へは監督員として5名の職員を配置し委託企業の責任者を通して指示をしている。災害など緊急時のために人の配置はできない。職員体制が少ないために技術の継承はむずかしいなどといとも簡単に答えました。
市民の命を預かる水道事業に対して最終的に誰がどのように責任をとるのか?ここまでやるか?かと疑問が大きくなりました。
山形市は、平成4年度から見崎浄水浄をコンピューター監視制御システム化したのを機に、老朽化した浄水場の改築にあたって順次6施設を無人化し、 無人化にあたっては、セキユリティの強化(敷地外周にフェンス、覆蓋施設、センサー設備の設置)を図っています。
無人化によるメリットは、各種操作の迅速化、監視頻度の低減などを上げていますが、最大の効果は職員の削減による経費節減です。また、デメリットは自然災害時への迅速な対応が難しい(人員削減の中で)こと。設備投資が増大しそれに伴うメンテナンスコストが大きいことなどあげていましたが、総合的に判断し無人化に踏み切ったということです。
また、外部委託化のもとで給排水管の修繕や漏水調査などの技術の継承が難しくなっており、これらの解決のために「水道技術研修施設」(25年4月から)を活用し若手の技術者の養成、技能の研鑽にあたるとしています。民間企業にも利用できるよう門戸を開く予定です。
規制緩和政策のもと市民のいのちを預かる水道事業までもが企業の営利の対象とされることに疑義があります。
山形市は、最終的に市の責任を果たすという立場から直営を守ったケースですが、盛岡市としても施設の老朽化・改築が迫られている中で対応が求められており、今回の視察は大いに参考になりました。
(写真上:山形市で説明を受ける 上:会津若松城をバックに)
投稿情報: 11:05 カテゴリー: 視察・研修 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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