盛岡市職員労働組合から提出されていた、国に対して「保育制度改革に関する意見書」の提出を求める請願が審議されました。
結果は、共産党、改革みらい、市民連合の5人が賛成。反対は盛友会、新盛同志会の4人で賛成多数で採択されました。
ただし、本会議では逆転ということもありうる予断を許さない状況ですが・・・
「子育て新保育システム」について、「幼保一体化のはずが中身がばらばら」と今日のしんぶん赤旗でも報道されていましたが、定員割れの幼稚園に保育所の待機児童を受け入れさせ待機児童解消をするという安易なやり方を押し付けたことが最大の問題です。
「最終とりまとめ案」では、幼稚園側が強く反対し、さらに0~2歳児対象の保育所を残すということで幼保一体化は看板倒れの状態です。
私は、これらのことを示しながら、東日本大震災で保育所の子どもは一人の犠牲も出さなかったこと。曲がりなりにも保育士などの最低基準があるから対応できたことであり、これらを規制緩和して安上がりの保育を進める「子育て新保育システム」の動きは許されないこと。
待機児童解消をいうのであれば保育所の増設と公立保育所を縮小させるやり方は即刻改めるべきと賛成の意見を述べました。
(写真は孫のりお・保育園の園庭で遊ぶ)